ガーナユース代表で政府とともにガーナの環境保護やジェンダー問題に取りかかっているUnited Youth Initiative Africa とEcocare GhanaのEvelyn Addor。
世界第2位のカカオを出国する国として有名なガーナががもし温暖化が悪化したら、日本のコンビニでもチョコレートが買えなくなるので、ガーナと日本の環境問題が繋がっていることについて話してくれました。

南半球から北半球各国に気候変動教育の重要性の圧力を加えてもらうために若者の意見を提示するマナ。

ガーナ首相 Nana Akufo-Addo
環境教育の義務化を進めるには先進国の指示だけにとどまらず、南半球からの指示が大きく必要なことについて述べました。

コロンビアは先住民族の教えを元に環境教育プログラムサブアをスタートし、マナとケロは環境教育の中に若者の意見の導入について話すため、MockCOPを紹介。

Pär Larshansはスウェーデンのサキュラーなゴミ回収とリサイクルに取り組んでいるRagn-Sellsのサステナビリティディレクター
循環型システムのロードマップなどの成功事例を共有することが早くサーキュラーシステムを作成する鍵だと話し合いました。

南アメリカを中心に1300人の若者が参加するSDGs活動若者団体「Tremendas」の チリユース代表。
チリでは環境問題に影響を受けている子供達に特に女の子に環境教育をしている。

国連の温暖化ユースアドバイザリーグループの7人の中の一員 Archana Sorengはインドの先住民族Kharia族出身です。
自然と共存を心得てきた先住民族の知恵を活かしたアクションをとる必要性についてインタビューをしました。

脱炭素に向けての世界的な取り組み「Race to Zero」に東大が参加することになったことについて登壇しました。
世界の学生とともに考える環境配慮の仕組みを大学がどう取り入れるかにについて議論をしました。

イギリス側サミット代表が引き続き生徒、学校、大学を巻き込んで気候変動教育の推進をする意思表示をしました。

Mock COP設立から1年。MockCOPをこれまで支えてきたナイジェリア、イギリス、ネパール、カナダ、のスタッフメンバー達が初めて対面で会いました。世界の若者達がCOP26で実現したいと提言した気候変動教育の義務化の成功の大きな一歩をサミット終了後いわいました。

日本は気候変動教育の義務化を前向きに検討し、2003年から日本がスタートした国際的なESD推進について発言した。これからもESD教育に力を入れることを表明。

Mock COPイギリススタッフのPhoebeがオープニングスピーチをしている様子。教育の全科目に気候変動が導入されていくことをすぐに実現するべきことを会場の大人達に訴えた。気候が分岐点にいるからこそ、子供の教育が未来を変えることを意思表示。

気候変動教育の義務化にサインした国にMock COPスタッフのナイジェリアのケロが「教育は脱炭素の目標を達成するために重大ですが、各国の文部大臣達は自国の脱炭素目標に貢献するステークホルダーであるか。そしてどう環境省と連携していくか」を問いました。文科省と環境省が合同で教育を推進し、子供達がなんのために脱炭素を掲げているか知らなければ同じ温暖化の過ちを繰り返すかもしれないことから、私たちMock COPチームは各国の政府に問いかけました。

「It's Now」市民団体NGOで南半球の市民の声をCOP26に提示するアクションをとっているDamir Prado。
COP26に市民の声を国際レベルに持っていく働きかけをしている。

インドネシアの先住民族をの多様性を代表するために民族衣装を着て参加している女性たち。

日本からロンドン、ロンドンからグラスゴーへの長旅を終え、ついにCOP26会場に着いたときに撮影したCOP26サイネージ前での記念撮影。

ロンドン大学大学院の研究の一貫として参加するはずだった実地体験先シエラレオネの首都フリータウンの市長Yvonne Aki-Sawyerr氏。2021年のTimes誌が発表している世界を変えるトップ100人の女性にも選ばれました。

日本パビリオンで大学と学生の脱炭素に向けた連携方法について東大の学長や学生達と登壇をペルーとガーナのユース代表も参加をして話し合いました。東大がこれから国内の大学を巻き込んで脱炭素に取り組んでいくかについて議論しました。

コロナ対策としてCOP26に参加すると除菌シートや除菌ジェルが提供されます。除菌アイテムが不足すれば、ブースに行き追加でもらえます。

ブルーゾーンには各国の展示ブースがあり、「パビリオン」と呼んでいます。会場に入ったすぐに位置している日本パビリオンでは国内の脱炭素に貢献する技術が１階で紹介され、２階でトークセッションが開催されるスペースが提供されています。一休みができる椅子、テーブル、コーヒーなども準備されています。他国のパビリオンでは技術紹介をするスペースはなく、トークセッションが中心としているので、日本パビリオンのセッティング方法は稀です。

2022年までに1800万本の木を植えるアマゾン保護活動のコロンビア、ノルウェー、イギリスの連携を発表するコロンビア首相、ノルウェー首相、イギリス国会議員。

ケンブリッジ大学が中心となり、イギリス銀行NatWestやコカコーラなどが中小企業の脱炭素化をサポートする活動について紹介。脱炭素に向けたツールキットなどを作成し大企業だけでは気候危機は止まらないことをアクションを通して話し合っていた。日本でも大学や企業が業界を超えて連携することが遠くない未来に実現しなければならないことが見受けられる。

パビリオンは隣通しに並んでいるため、イベントがある際はヘッドホンが配られて話し合いに参加する。北欧の各国が集まって使用するパビリオン「Nordic Co-operation」では北欧のサーキュラーエコノミーの事例をたくさん紹介している。北欧パビリオンの隣には南アフリカ、パキスタン、水、科学パビリオンが並ぶ。

11月2日は「World Leader's Summit」世界の首相や大統領達が集まるサミット2日目。岸田首相もサミットに参加し、COP26で石炭火力廃止を求める中、日本は脱炭素を掲げながらも石炭火力を使用し続けることと発表で表明し、化石賞をその日に受賞した。スピーチ終了後に日本パビリオンを訪問した岸田首相は国内の脱炭素への取り組み事例について話しを聞いている様子を撮影。

イギリスのコーンウォールにある「エデンプロジェクト」は自然を再生し、クライメートポジティブな環境作りを推進する複合型環境施設。粘土採取場を自然溢れる施設に変化させた「エデンプロジェクト」は世界にも自然を再生する取り組みを広めるために施設の形を真似した展示を作っている。

会場内の至る所にネゴシエーションの会議室が中継されている。日程により会議室に入る人数制限などがされているので、代わりに会議室の様子が中継されている。この日はアメリカ大統領のバイデンがCOP26に参加している様子が写されていた。

ブルーゾーンでもアートが所々で展示さており、3m高さの映像インスタレーション作品が置かれていた。

COP26サイネージの前でコロンビアの気候変動アクティビスト、12歳のフランシスコ・ヴェラとの一枚。穏やかな人柄のフランシスコはお母さんと一緒にCOP26に参加し、英語は話せないため、Google翻訳や周りの親切な友人達が私たちのために通訳をしてくれた。南米は世界でも環境保護活動者が殺害を受ける確率が高く、コロンビアの生物多様性をソーシャルメディアを使用し、指示していることから若くしてフランシスコも今年殺害の脅迫を受けた。そんな出来事があったにもかかわらず、環境の保護活動を訴え続けるその勇気は「大きなヒーロー」だと言葉を揃えてファンが言う。私も若者ながら、彼の強い精神に感動しました！

会場の中で一番大きなカフェテリア。会場はレストランがほぼなく、数カ所にフードスタンドでサンドウィッチやスープが販売されている。このカフェテリアではピザ、パスタ、イギリスの代表的な食べ物フィッシュ&チップス、スコットランド食ハグスが提供されている。もちろんベジタリアンオプションがある。気候変動会議でベジタリアンオプションが多いことは嬉しく、日本でも代替肉の普及を早めることが楽しみだ。しかし、食べ物を買っても座る椅子がなかなか見つからないが、多くの人は気にならずにテーブルなどに座り食事をしながらチームや各国とのミーティングをしていた。

ガーナ若者代表達との一枚。ガーナ政府は若者と活発に環境保護、女の子の教育、SDGsに取り組んでいる。

チリ中南部のマプチェ先住民族の人たちとの一枚。南北アメリカの先住民族の集まりである「Minga Indigena」代表の一員として先住民族の自然と生きるノウハウをCOP26で発言するために参加。1992年からCOPに参加しており、地球は生き物であり法律的な権利を持つことを推進している以外に先住民族の意見が重要視されることをロビーしていた。環境の声を聞き、ともに生きる思考はみんなが見習わなければならないことをマプチェのマチ・ラウェン（ハーバル薬剤師）は話してくれた。

若者達が会場内でも集まり「This is what democracy looks like. We are unstoppable. Another world is possible 」「これこそが民主主義だ。私たちの活動は止められない。そして新しい世界（脱石油）は可能だ」などをチャントし、「Stop burning our future」「私たちの未来を燃やすことをやめろ」「enough is enough」「もういい加減にして」などのプラカードを持つ若者達。会議に参加している大人に足を止める活動をしていた。COP26には誰でもは参加できないため、会場の外や世界中からCOP26の各国代表達に向けて発信をしている若者達を代表して会場内で石油使用の廃止を求める活動も見られる。
だが、そこに参加している大人はあまり見当たらない。

会場を入るとすぐにクロークルームの目の前には廃棄衣料の温暖化への影響についての展示が置かれている。服が使い終わった時に再利用し循環すればゴミの量とGHGへの貢献が削減されることを服で再現。

パビリオンの壁面にスクリーンが数個掲げられており、その土台として、ペットボトルが使用されている。展示にもアップサイクルが可能なことを表現。近くで見なければあまり気づかない上手な色と電気の使用。

イギリス元首相テリサ・メイと歌手のエリー・ゴールディングが出席している様子。気候変動は政治家、NGO、活動家だけが興味を持つのではないことを歌手のゴールディングが参加することでもメッセージが伝わる。ツイッターでは、プラスチックの使用や食への配慮についてポストをし、世界のリーダー達にもっと本気で気候変動のために活動することを発言。

MockCOP26協力のサミットが終了し、無人になった会議室で1年を振り返る。MockCOP26と気候変動教育への署名をした各国がアクティブに子供のための教育を推進していくことを前向きに捉えていくことを楽しみにしています。

この会場でパリ協定が成し遂げらえるのか、たくさんの決議がされている場所が無人になっても席の数を見れば1つの決まりごとに同意する難易度がわかる。

グリーンゾーンはグラスゴー科学センターで開催されており、本物の植物が会場内でも植えられている。

Mock COP26で一緒にこの1年活動してきた、カナダ出身のスタッフマライカとネパール出身のシュリアとCOP26のサイネージの前で写真撮影。COP26の形をしたオブジェは気候変動会議にぴったりで、植物に覆われていた。

ブルーゾーン会場から出て、橋を渡ると15分先にグリーンゾーン会場がある。普段はグラスゴー科学センターとして使用されている会場で企業や団体が単独で出すブースが出店されている。

会場の外には大きなトランポリンのインタラクティブ作品も展示。

インフォメーション窓口前もCOP26カラーの緑がビビッドに飾られています。

「Welcome to COP26」「COP26へようこそ」と会場内に置かれているサイネージ。

イギリス大手スーパーSainsburyの食ロスについて苺、にんじん、チーズ、牛乳パックなどが展示されているブース。情報ボードには食の廃棄が世界の8-10%の温室効果ガスにつながっていることや、34%の世界の土地は牛乳や乳製品のために使用されていることを紹介。企業もCOP26で国と遺書に脱炭素に向けてとりくんでいることをアピール。

イギリス大手スーパーSainsburyのブースでは質問がドアにかかれており、開くと答えが中に記載されているインターラクティブな展示がある。Sainsburyの脱炭素に向けての活動としてこの17年の間で47%の二酸化炭素削減成功や3億ポンド以上が3,100のエネルギー削減プロジェクトに投資されていることが紹介されている。

イギリスの日用品メーカーReckittは水道の蛇口をシンボルとした除菌についての展示。「小さな習慣から大きなインパクト」と壁に記載。

イギリスの日用品メーカーReckittの「小さな習慣から大きなインパクト」についてだが。「手を洗うのに除菌に効き目が高いのは冷たい水か温かい水道水どちらだと思いますか？」とスクリーンに表示されています。答えは...冷たい水！除菌は悪魔でも石鹸によるものなので、水を暖かくするためにエネルギーを使用するのでおすすめは冷たい水によりエネルギー使用量を削減し、温室効果ガスも削減する。COP26会場でもなるべく冷たい水のみが水道から出るよう設定されている。みなさんも組織で実践してみてください！

日立はCOP26の公認パートナーでもあり、日本パビリオン意外にグリーンゾーンでも展示を置いています。4面のスクリーンタワーは日立の環境配慮ビジネスを紹介。

日立の展示の様子。コンパクトな日立が開発している電気自動車のモックが展示されています。

「渋谷COP」でも紹介しているMock COP26が作成した南半球の若者達が体験している気候変動の影響を録画したVR体験「My Climate Reality」をグリーンゾーンのブースとして出しました。この日はフィリピン出身のベアが台風ゴウニの爪痕を撮影したVRを体験。同じMockCOPの仲間の生まれ育った国へ、私たち北半球の人たちの大量消費の影響が生々しくゴウニ台風により描かれていることが再度実感しました。ぜひ「My Climate Reality」をWebサイト上で見て世界の温暖化の現状を感じてください。

11月5日はユースの日。Fridays for Futureスコットランド局がオーガナイズした11時からの気候変動マーチはKelingrove Park（COP26会場から20分）で始まり、街の中心にあるGeorge Squareまで進んだ。道路はバナーを持ち歩く小学生から大人まで幅広い年齢層の人々で埋めつくさり、当日は警備により、街中が封鎖された。数千人が参加したマーチでは全ての人がチャントしているわけではなく、参加するだけでも温暖化を食い止めなければいけないことに賛成する意思表示をする人もいれば、撮影をしに来ているだけのメディア関係の人間がいる。

COP26会場に出発する前毎日自分でPCR検査をし、陰性証明をします。COP26会場の10時がラッシュアワーでセキュリティーチェックに辿り着くまで待ち時間がなんと20分かかります！外は風が強いので、なるべくこの時間は避けて10:45分に到着すれば列に並ばずに入れました。

11月5日はユースの日。Fridays for Futureスコットランド局がオーガナイズした気候変動マーチ。マーチが始まれば、身動きができないほど人数が多い！みんな参加者は背景や人種が違えど共感して温暖化をストップしないといけない気持ちが一つであることが実感できたそんなマーチでした。日本でもプロテスト参加することが恥ずかしいことではないことを知って欲しいです。

朝COP26会場に入るための長蛇の列の様子。

COP会場の外には毎日小さな抗議があり、南北アメリカの先住民族団体Minga Indigenaがこの日は旗を降り、民族衣装をまとい、先住民族の権利を訴えていた。

COP26会場外のインスタレーション作品「loss+damage」「喪失+損害」。気候変動がすでに北半球や温室効果ガスに少ししか貢献していない国へ及ぼした生命やインフラへの影響をどれほど北半球が向き合っていくかがCOP26の大きな課題。ケニアでは間伐により200万人が飢餓状態であることを発言、ツバルも島が海没していくことを発言。多くの国は10年後どうするかではなく今日なにに取り組むかについて本気で首脳達に話して欲しいことを提言した。そんな大きなテーマ「喪失+損害」を会場の外のインスタレーションが眩しく目を逸らせないために光っていた。

COP26では無料交通パスをもらえます！
交通パスと一緒に再利用できる100%リサイクルアルミからできたボトルが入っていました！
ハイジーンキットにはマスク、消毒液、除菌お手拭きがセットできました！
ゴミ箱の分別は生ゴミ、燃えるゴミ、缶、紙と…
会場内で再利用される青いコップ！
ゴミをなるべく減らすように会場のあらゆる場所にウォーターサーバーがあります。